とっても有効な電話コンバージョンの計測方法

以前にも電話コンバージョンの計測方法という記事を書いたのですが、これまでさまざまな電話コンバージョンの計測方法を試してきた結果、今回ご紹介する手法が一番現実的であるというものを書き出してみたいと思います。

電話コンバージョンの計測方法はオペレーターの負担やお客様の負担、リスティング広告施策者の負担など、さまざまな負担が伴いますが、今回のどのポジションの方にもかなり現実的で好評です。

お悩み系や相談系、急ぎ系のサービスを展開している電話コンバージョンが多くなる業種の方々にお薦めです。

電話に繋がったコンバージョンの配信先と検索キーワードを追える

まず、目立ちにくい薄めのピンクやグリーン、ブルーなどで”お問い合わせのボタン”を作成しHP内に配置します。配置場所としては、ページの右メニューの最下部などが一番無駄クリックが少なくよいようでした。

※この際、このボタンは主要のお問い合わせボタンではないため、目立たないような色味にします。

そのお問い合わせボタンのリンク先ページ内にYahoo!リスティング広告・AdWordsのコンバージョンタグを仕込んでおきます。作業はそれだけで終了です。勿論、そのリンク先ページにはあらかじめ電話番号やお問い合わせフォームなどがあると、たまたまクリックしてしまったユーザーの為により良いでしょう。

電話コンバージョン計測までのフロー

電話がなり、お申し込みや相談が済んだ段階で、HP内の一番右下にある目立たないお問い合わせボタンをクリックしてもらいます。それだけで、どのような媒体からどのようなキーワードでお申し込みに繋がったかの計測が容易に可能となります。
電話でのお申し込みの場合、急ぎや深刻な内容のご相談の場合も多いため、お申し込みの前にボタンをクリックさせるようなことはできるだけ避けた方がよいでしょう。

電話コンバージョンの計測の懸念点

誤ってクリックしてしまう場合がありますし、既にブラウザを閉じている場合、携帯電話などから外に出て電話をかけてしまっている場合なども多く、どうしても100%正確な計測ではなくなってしまいますが、何もやらなかったり直接ユーザーに聞いてしまう手間よりは、簡単に済ませる事が可能です。

また、何よりもリスティング広告のコンバージョンとして管理画面に反映されることが、リスティング広告施策者のメリットとなりえます。

とっても有効な電話コンバージョンの計測方法/まとめ

電話コンバージョンの計測はどのようなスタイルで取り組んでも、100%取得するのは不可能に近いかもしれませんが、環境や体制によってさまざまな取得方法が考えられます。よりよい計測方法を見つけ出し、より成果を結び付けられる物を見つけだしましょう。

勿論、GoogleAnalyticsなどのアクセス解析でも同様にクリックした先のURLをコンバージョン定義しておけば計測可能になります。

効果測定なくして、リスティング広告の成功はありえません。

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