コンバージョントラッキングの設定方法/AdWordsの始め方

AdWordsの始め方シリーズ、第3段はAdWordsのコンバージョントラッキングの設定方法をお送りします。

コンバージョントラッキングをせずにAdWordsを最適化することはほぼ不可能になりますので、どのような商材やサービスであれ、必ずコンバージョントラッキングは設定しなければなりません。

コンバージョントラッキングを設定しない理由の多くが”方法がわからない”だったり”設定したのに計測できない”という理由ですので、まずはコンバージョントラッキングのコードの発行方法から設定方法まで、更にはコンバージョントラッキングが作動しないケースを書き出してみました。

コンバージョントラッキングコードの発行方法


AdWordsアカウント内にあるメニューバーの中の「レポートとツール」内の「コンバージョントラッキング」を選択します。


「新しいコンバージョン」を選択


「コンバージョン名」に自身が分かりやすいものを入力し、「トラッキングの目的」をプルダウンで選択します。


「ページのセキュリティレベル」を「HTTP,HTTPS」で選択し、「コンバージョンの収益」を任意で入力することができます。ここで「コンバージョンの収益」をコンバージョンごとに入力することで、AdWordsによって発生したコンバージョンの総収益を算出することが可能になります。「保存」をすれば、コードが現れます。

お問い合わせから実質的なコンバージョンに繋がる確率が50%で、1コンバージョンでの収益が10万円だとした場合の自動車保険を扱っていれば、下記の様にそれぞれのコンバージョンに価値を割り当てて、概算ではありますが総収益を算出させることができます。

  1. お問い合わせの価値 = 5万円
  2. 直接お申し込みの価値 = 10万円


コンバージョントラッキングコードをコピーして、 コードをコンバージョンページのBodyタグ内に貼り付けます。
これでコンバージョントラッキングの設定は完了です。貼り付け後にコンバージョンが計測されれば、管理画面上にコンバージョンとして表示されるようになります。

コンバージョントラッキングが計測されないケース

ページのセキュリティレベルを誤る

私がお聞きするコンバージョントラッキングが計測されないケースの中で一番多いトラブルは、ページのセキュリティレベルを誤って設定している場合になります。

あらかじめ「HTTP,HTTPS」を把握し、設定するようにしてください。この手法でほとんどの場合は解決します。

コンバージョントラッキングの設定方法/AdWordsの始め方/まとめ

コンバージョントラッキングの設定はそれほど難しいものではありません。更に計測できない理由も実は物凄く単純であるケースがほとんどです。

コンバージョン計測を行わないうちはAdWordsの成功には近づけません。しっかりとコンバージョン計測を行い、より良いAdWords施策を行っていきましょう。

※尚、電話受注のサービスを提供されている方でも比較的簡単にコンバージョン計測・コンバージョンに行き着いたキーワードの発掘、配信先の確認を行う事が可能なとっても有効な電話コンバージョンの計測方法があります。

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