第2回mixbeat showcaseに参加しました


たまには近況報告なんかを。

先週の土曜日に行われた第2回mixbeat showcaseに参加しました。
smashmedia.jpの河野さんが主催しているmixbeatには2期生に知り合いがいたりと以前から興味があったので、一般に参加できる枠のmixbeat showcaseが開催されるということで参加してみました。

mixbeat showcaseの狙い

「魅力的な企業には、大小にかかわらず一気通貫する価値観(のようなもの)」があるので、それをみんなで共有していこうという、一風変わった趣旨の会です。参加して思ったのは、私がここでよく書いている書評のレバレッジメモをみんなで共有していくイメージかなと。

第2回mixbeat showcase内容

ディズニーランドのキャストのモチベーションが高い理由は本当のところなんなのか?

ディズニーランドのカストーディアルのモチベーションが高い理由はなんなのか?という箇所にフォーカスし独自の分析を元に発表。
※僕は20代前半は諸事情で年パスを購入するほど通った時期があったり、知り合いがイッツアスモールワールドで働いていたりしたので、実は内部事情には少し詳しいわけだったんですが、いろんな視点で物事をみて他の人が発表するとこういう内容になるんだ、という新しい気づきを頂いた。

ビックカメラ、好き好き大好き、超愛してる


ビックカメラって意外と色々と不祥事を起こしているのに、なんでみんなビックカメラで買い物してしまうのか?ということにフォーカスして発表。
※まさに僕自身がその対象となっているので興味深く聞く事ができました。ヨドバシでもYAMADAでも安いのは一緒なのになんでビックカメラなの?という問いに、私は「スタッフの専門性の高さと利便性とポイントプログラム」などによってビックカメラへ通い続けているという自身の分析をしました。

爽健美茶、現場主義が生んだ、メガブランド


爽健美茶はどのようにして生まれたのか?を具体的に発表。現場主義で生まれた爽健美茶について、一連の流れをみんなで共有し議論。
※一番白熱した部分かも。書評でも書きますが、爽健美茶は元々ボトラー社の要望が強かったサントリーの烏龍茶対策として作られたお茶でした。個人的にここの解釈は「サントリーの烏龍茶との直接対決の回避」によってブルーオーシャンであるブレンド茶カテゴリーである、爽健美茶で勝負したのだと思ったんですが、これだとさまざまな矛盾点が出てしまうことなど、個人的に物凄く興味深い内容でした。

まとめます/第2回mixbeat showcaseに参加しました

なんというか、こういう人がまとめた視点を利害関係無しでいろんな業種の方々と共有+議論できるのは面白かったです。面白かったというのには、楽しいというだけでなく、さまざまな視点を誰かに対して遠慮するのではなく、本心でぶつける事が出来るというのは既存の企業内、組織ないではまずありえないわけですね。そういう意味でもこういったいろんな情報を出し合える会というのは本当に凄いと思いました。

個人的には、予め議論される議題に沿って、己己で調べ、持ち寄って議論すると中々面白いのではないかなと思いました。資料の集め方も異なるだろうし、視点のつけ方も違う。こんな風になると、より一層濃い時間が過ごせるかもと感じました。参加者全員が一定の量の情報を持ち得ない段階で議論すると、発表者の意見を鵜呑みにしてしまう危険性があるのかなと。

ともあれ、2次会も参加し濃い週末を過ごす事ができました。帰りの電車は自分なりに今日の議論をまとめたりと、たのしかったなぁ。
第3回も開催されるようなので、その際に参加してみてはいかがでしょうか。

予断ですが”視点”について

拙書、リスティング広告 成功の法則でも書き出させていただいているのですが、自分が請け負っている”視点”だけに頼っていると偏った知識になりがちで、ここ最近、個人的にもやはりその重要性を大きく感じています。そういう意味でも、mixbeat showcaseのような会はありがたいなぁと感じました。

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