遊ばない社員はいらない/感想
Francfrancを手掛ける株式会社バルスの社長、高島 郁夫氏が手掛けた書籍です。
とある著名人で結構好きな方が「この本は素晴らしい」とつぶやいているところを見かけたので、題名からいって社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論のような印象なのかな?と思い早速購入してみましたが、なんのこっちゃ。久々に色んな意味で凄い本を読みました。。。
語録集の様な形の構成で、その一つ一つがキザったいフレーズでメンズエッグっぽい印象を受けるのは私だけでしょうか?そういう意味では面白いとは思うんですけどね、普通のビジネス本として読み始める方はかなり注意が必要だと思います。
遊ばない社員はいらない/語録集
- 目標を決めたら躊躇せず一歩踏み出すことだ。角まで走ってみる。曲がったら次の角、そして次の角。ゴールは、その先にある。
- 報われない努力はない。報われるまでやればいいだけ。出来る日が、いつかスーッとやってくる。
- 常に自分の引き出しをたくさんもつ。その引き出しがいっぱいになったとき、アイデアは実現する。
- 常にプロの売り手であれ、作りてであれ。常に消費者であれ、使い手であれ。
- 伝えるために、とにかくわかりやすく。それも説明無しで伝えること。
遊ばない社員はいらない/まとめ
語録集は個人的にいいな~と思った物だけ取り上げているんですが、本書の中には”アイデアが具現化する、これは媚薬だ。また一つ、また一つ。もう中毒になっている”などという強烈なメンズエッグ的フレーズも含まれており、お腹が痛くなるので電車なんかで読むのは危険です。
普通の経営者本として購入すると痛い目をみるので、物事をかなり客観的に見れる人が「Francfrancってこんな会社なんだw」みたいな形で読み進めるにはいいのかもしれませんが、なんでも決め付けて話しているので途中で不機嫌になってしまう方も多いかと思いますので、個人的にはお薦めしませんが、ネタとしてなら許容範囲かなと。
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