これも使える!過去の天気を詳細に調べる方法
天気がリスティング広告の成果に少なからず影響することはあまり大々的に謳われることはありません。ただ、取り扱う商材やサービスによっては大きく影響する場合もあり、天気の把握はリスティング広告プレイヤーにとって切り離すことはできません。
しかし、記憶だけでは仮説の立証に役立てるのは難しいうえに、時に人間の記憶なんてものは曖昧です。更には、どんなに記憶力が良くても過去の天気を全て把握するのは難しいでしょう。
そんな時に便利なのが過去の天気を正確に教えてくれるサイト達です。
今回は過去のテレビ番組表から何が取り上げられていたかを調べる方法に引き続き、過去のデータを調べるシリーズ第二弾として過去の天気を調べる方法をお伝えします。
使える!過去の天気一覧
・過去の天気 – Yahoo!天気・災害
Yahoo!天気を見ることはあっても過去の天気があることはあまり知られていません。気になる地域、気になる日程が既に決まっているようであれば、Yahoo!天気で大まかな過去の天気を振り返ることが可能です。
※東京の2011年11月の天気一覧
ただし、Yahoo!天気では全国の過去の天気を一覧することはできません。
・過去天気 – 日本気象協会 tenki.jp
飛び切り便利なのがこのtenki.jpです。tenki.jpでは特定の地域は勿論、全国を対象として過去の天気の詳細を見ることが可能です。詳細とは、実況天気図、気象衛星、雨雲の動き、アメダスなどです。
※日本全国の2011年11月の天気一覧
更には1時間単位で24時間の天気の流れを動画でみることも可能です。これが本当に便利です。
リスティング広告における過去の天気活用法
便利だけどどう使うの?といった方のために実際の取り組みの一部をご紹介してみましょう。例えば、仮のデータですが下記のような状態である場合。11/13だけの獲得数、獲得単価が異常値を示しています。
ここまで平常時のデータよりも乖離する場合、何かしらの外部要因が考えられます。天気はその外部要因の中の一つです。ただし、ここでは「天気がコンバージョンに影響を与える」といった考えは仮説でしかありません。仮説は立証して初めて意味を持ち始めます。
その仮説を立証する為にも、過去の天気を利用することができます。
これも使える!過去の天気を詳細に調べる方法/まとめ
実際に天気がコンバージョンに影響を与える商材は存在します。
大切なのは、さまざまな仮説を導き出し、それらが本当にコンバージョンに影響を与えるのかの検証の繰り返しです。天気はそういった中の1つの因子でしかありません。今回はそれらを立証するために必要なサイトや方法をご紹介しました。
こういった形で仮説を使って過去の実績を検証していけば、それらの積み重ねは今後の思考・施策の大きな武器になっていくのは間違いありません。
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