小さなチームをより円滑に運営する為の5つのコツ


僕は自身の組織以外にもいくつかの組織に所属している。

いくつかは意思決定においてそれ相応の責任をかせられているものもあれば、責任レベルが複数名の中で均衡しているようなケースもいくつかある。後者の場合、そんな決して大きいとは呼べないような組織の中でさえ、なかなか事が進まないなんてことは日常茶飯事で、ひどい時にはストレスになる(基本的にストレスを感じるような性格ではないのにも関わらず…)ような場合だってある。

※追記:僕の表現ボキャブラリーの問題で「ストレス」という分かりやすい表現に逃げた感はあります。もう少しわかりやすい表現ないかなぁ…。

そんな現状を打破するために、小さいチームに関わるために必要ないくつかのコツを自身のメモ帳に書き綴ったものを可能な限りで共有したい。

  1. できるだけ直接会う
  2. 目標を共有する
  3. イニシアチブのありかを明確にする
  4. 腹を割って話す
  5. 変化を自ら受け入れる

小さなチームをより円滑に運営する為の5つのコツ

できるだけ直接会う

僕は超がつくほどのめんどくさがり屋でもあるので、本業以外では基本的に「直接あって話しましょう」みたいな流れを出来るだけ避ける傾向があるのだけれど、小さなチームでは直接のコミュニケーションに優るものは無いと思う。

普段はチャットワークやFacebookグループ、場合によってはBacklogなどでやり取りする事が多いが、直接のコミュニケーションには到底及ばない。これまで何度もチャットワーク上で議論していた内容が、実際に会って話すと30分もしないうちに”円満に”解決するという経験も少なくない。この”円満に”というのが小さなチームの中では最も重要かもしれない。

距離的な問題もあるかもしれないけれど、本当に大事な内容を議論するのであれば、直接コミュニケーションを取る場を設けることを激しくお薦めしたい。

目標を共有する

どのような議論をするにあたっても、目標を共有しなければ生産的な議論は望めない。長く話していると議論自体が脱線しがちだが、「何のための議論だっけ?」といったマジックフレーズで目標を再認識することで、より生産的な議論が可能になる。

イニシアチブのありかを明確にする

仲良し何人組かで議論しているとやはり迷走しがちだし、何よりもお互いに気を使い合って(場合によっては牽制し合う)議論が進まない。そんな時には率先してイニシアチブを取るか、だれかにイニシアチブを預けてしまえばいい。これにより、よりスムーズな議論が可能になるだろう。

最悪なのはイニシアチブの有りかがわからないままに進めてしまうことだ。

腹を割って話す

これはチームが出来立ての時期に起こりがちな問題点だ。初めから心の奥底までを見せて接することは不可能かもしれないけれど、その解決策を時間に預けてしまっては早期の成長は見込めない。

これを解決するには腹を割って話す他無いだろう。誰かがその旨を直接切り出す他無い。僕の場合はブログでは書かない(書けない)ような必殺技のようなものを話す事が多いかな。経験上、これによりこれまでよりも格段に議論がスムーズになることが多いのでお薦めだ。

変化を自ら受け入れる

さまざまなものに取り組んでもニッチもサッチもいかないことだってある。そんな時には変化を自ら受け入れる必要もあるのかもしれない。例えば、外部の人間を議論の中に入れることでよりスムーズにコミュニケーションが取れることだってあるし、自身の発言を抑えることでよりスムーズなコミュニケーションが可能になるケースだってあるのだ。

大事なのは変化を自ら受け入れる覚悟なのかもしれない。

まとめ

どのような組織やチームであれ、目標を共有し、出来るだけ会って腹を割って話す。場合によっては率先してイニシアチブを明確にし、それでも迷走するようであれば起爆剤を投入することによって議論自体を活性化させることも必要だ。

勿論、その際にはさまざまな争い事があるかもしれないし、気まずくなることだってあるだろう。だからこそではないけれど、お互いのリスペクトはしっかりと表現したほうが良いと思う。何かしらわかる形ででもね。こういった試行錯誤の繰り返しによって、より素晴らしいチームになっていくのかもしれない。

今回のエントリーは僕自身、現在進行形の話なので他にもいい案があったら是非コメントして貰いたいと思ってます。

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