最悪の出来事があったのならば、一年後、五年後にそれを笑い飛ばせるように今を生きよう

人生30年近くも生きていると、少なからず1度や2度くらいは”最悪の出来事”に見舞われることだってあると思う。

プライベートのこと、仕事のこと(予想に反してCPAが高騰してしまったり、戦略が思うように機能しなかったりなど)、人によって事の重さが異なるだろうから他人には分からない痛みの部分はどうしても完全に理解してもらうのは不可能だし、同調してもらうのも難しい。だからこそ、自身で乗り越えなければいけないんだけれどね。

そんな時、僕は「一年後、五年後にそれを笑い飛ばせるように今を生きよう」と考えるようにしています。今は凄く辛いと思えるような事でも、一年後、五年後はきっと思い出す事自体が減っていくし、たまに思い出したとしても「あはは、そんな事もあったねぇ」くらいになれるように、今を過ごすことが重要だと思う。

まぁ、人間の記憶なんて時間が経過すれば薄れていくものだから、そんなものだと思う。新社会人の時にあったような”最悪”と思われるような出来事なんて今思えば完全な笑い話だしね。

実際にその渦中にいるような人がこのエントリーをみたら、「そんなに辛い出来事があったのに頑張れるか!」みたいな反論もあるかもしれないだろうけど、むしろプラスに考えるべきでもあるんだよね。それはそういった最悪の出来事なんかを経験した人間はそうじゃない人間と比べてコンプレックスのようなものがあると思うから。そういったコンプレックスがある人間は強いよ。これは僕の持論だけど。


「コンプレックス持ってる奴は強いぜ」GIANT KILLINGの達海猛も言ってる。コンプレックスを持っている人間はそれを補おうとして、大概のことは頑張れるはずだ。そして何よりも、僕はそんな人が人間臭くて好きだ。

過ちを認めるのは大事だし、同じ失敗を繰り返さないようにすべきなのは当然なんだけど、あまり必要以上に過去に固執するのはマイナス要素の方が強いように思う。

だからこそ、最悪の出来事があったのならばその経験をバネにして、一年後、五年後にそれを笑い飛ばせるように今を生きよう。その方がぐっと前向きに過ごせるはずだ。

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