リスティング広告アカウントの綺麗なキャンペーン構成は本当に必要なのか?


「リスティング広告アカウントは綺麗なキャンペーン構成でなければいけないというのは本当ですか?」

先週末はウェブ解析士さん主催の大阪、名古屋でのリスティング広告のワークショップへ行ってきました(来週は札幌、再来週は福岡です)。何故こんな話になったのかは正直わかりませんけど、恐らくアカウントを誰かに見せた際に「キャンペーン構成が汚い!」「キャンペーン名のネーミングがわかりにくい」などと言われたのではないかと思うのですよね。この辺りの話はリスティング広告業界ではあるあるでございましょう。

まことしやかに囁かれている「綺麗なキャンペーン構成必須説」。そんなのは無視すれば良いのです。

重要なのはそのキャンペーン構成で”成果を出せているか”、”機械損失は生まれていないか”、”余分な露出は生まれていないか”などであり、ひとたび決められた構成基準がブレなく運用されているかどうかであって、構成基準そのものが客観的に妥当かどうかはあまり重要なことではないのですよねぇ。

確かにキャンペーン構成やネーミングルールが綺麗であれば管理画面上での検索やセグメントも容易になるでしょうし、ある程度の組織などであれば引き継ぎもかなり楽になるのですけれど(こう考えると結構楽になるね)、どれだけ綺麗なキャンペーン構成でも成果を出していなのであれば本末転倒です(各代理店には代理店毎のネーミングルールは存在しているけどね)。

結局のところ、自身で管理しやすい状態であり、成果が思うように出来ている状態なのであればどんなキャンペーン構成やネーミングルールでも良いと思いますよ。特に代理店などを介さずに自身で管理されている方々は尚更です。

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