Google アドワーズのイメージ広告にて背景が黒や白、透明で、枠線のない広告が認められなくなります。

あまり語られることはありませんが、Google アドワーズのイメージ広告(バナー)ではさまざまなクリックさせるテクニックのようなものがあります。

例えば、あたかもテキストに見せかけたイメージ広告であったり、配信先に合わせてイメージ広告をコンテンツのように誤認させたりなど、そのテクニックは多岐に渡ります。半ば無意識的についついイメージ広告をクリックしてしまった…、なんてことも少なくないでしょう。

そんなイメージ広告のクリック率を如何にして引き上げるか?と考えている方々は要注意です。8月20日頃にイメージ広告での「不正なクリックの誘導」に関するポリシーが変更され、表題どおり、Google アドワーズのイメージ広告では背景が黒や白、透明で、枠線のない広告が認められなくなります。

不正なクリックの誘導
ユーザーを不本意なクリックに誘導するように広告を動作させることは許可されません。

・システムやサイトの警告メッセージを模倣することはできません。
・Windows、Mac、Unix、または Chrome OS のダイアログ ボックスやエラー メッセージを模倣することはできません。
・広告であることが明確に識別でき、ページのコンテンツと区別できる広告にする必要があります。
・広告の背景は、広告であることをはっきりと示すデザインにする必要があります。
・広告商品やサービスは、ブランド、ロゴ、または名前と関連させて明確に示し、宣伝する必要があります。
・背景が部分的に黒や白、透明の広告には、メインの背景とは別の明瞭な色の枠線を追加する必要があります。
・広告が 1 つでも違反と判定されると、最も軽い措置でもキャンペーンが不承認となります。

イメージ広告 Google のポリシーより

「最も軽い措置でもキャンペーンが不承認となります」ということなので、この辺りは十分に注意しておきたいところですな。

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