広告文がクリックされているのにコンバージョンに繋がらない3つの理由
クリックが発生している広告文というのは、検索クエリにマッチしていたり、非常によく独自性を表すことが出来ていたりなどが考えられ、 広告文施策としては非常に良い結果です。
しかしながらリスティング広告の目標はクリック率を高める為のものではなく、コンバージョンを獲得してナンボの世界です。
そのクリックがコンバージョンに繋がらないのは、様々な要因が考えられますので、書き出してみましょう。
- 釣るような広告文である
- 事実とは異なる内容である
- ランディングページで明確に表現されていない
1,釣るような広告文である
例え話や時期的に話題になっている内容などでユーザーを引き付け、クリックを誘発させる手法です。釣ったからにはそのユーザーを満足させなければコンバージョンに結びつくのは難しいでしょう。
2,事実とは異なる内容である
送料無料と広告文には書き出されていたが、中身をみたら5,250円以上が送料無料であるなど、要約という言葉を間違って解釈した場合に起こることがあります。施策者目線ではなく、常にユーザー目線で広告文を書き出しましょう。
3,ランディングページで明確に表現されていない
メリットを広告文で書き出したが、その内容を中々ランディングページ内で見つけ出すことが出来ない場合は、ユーザーの離脱に繋がる可能性があります。たとえ事実であっても、ユーザーは自身で確認できるもののみ、事実として受け取るかもしれません。
期待値を越えてなければいけない
広告文をクリックするということは、何かに期待しているからに他なりませんが、これらの広告文をクリックしてくるユーザーは過度に期待してランディングページへ来るために、その期待値を越えない限り、コンバージョンに結びつくことはないでしょう。
広告文をクリックしたときのユーザーの期待値を超えるようなランディングページでユーザーを出迎え、コンバージョンに結びつかせましょう。
広告文がクリックされているのにコンバージョンに繋がらない3つの理由:まとめ
つまり、広告文はクリックされることだけが目的になってはいけないという事です。
以前にも広告文はクリックさせることが目的ではいけないという記事の中でお伝えしていますが、広告文はリスティング広告において一つの要因でしかありません。
ユーザーが検索をかけた検索クエリを「問い」とするならば、広告文はその「問い」に対する「回答」であることが望ましく、それ以上の過度なものを提供してしまうとコンバージョンに結びつかないのは当然ですね。
その辺りをしっかりと見極めて広告文を作成することで余分なクリックは減り、コンバージョン率も高くなる傾向があります。
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