リスティング広告はキーワード選び&量が最重要という嘘
リスティング広告の営業でよく出る言葉の中で『キーワード選びが一番重要なんです!数多くのキーワードを登録しましょうって言葉をよく聞くことがあると思いますが、あながち現場ではそんな風に思ってないのが現状です。
キーワード選びは重要ではないのか?
リスティング広告を運用するにあたって、キーワード選びは勿論重要です。でもそれが全てではないです。
キーワード選びなんてものはグーグルアドワーズのキーワードツールでどうにかなります。どうにかなるというレベルではなく、これだけで十分です。
キーワードの量は重要ではないのか?
勝負するのはキーワードの量ではなく、質です。ちゃんと訴求できるキーワードなのか?商品に近いキーワードなのか?これらを見極めていない場合、ROIがしっかりと保たれない施策になりかねません。
むやみやたらに『ロングテールキーワードだ!』といって意味のないキーワードを登録している方をよく見かけますが、実際にコンバージョンに陥るキーワードってかなり限られてます。
重要なのは中身!
訴求できるキーワードが作れるのは当たり前。量を保てるのも当たり前。重要なのはアカウントを最適化できる能力です。内容は様々です。
- 主要ワードのみキャンペーンを別途作成してみたり
- ロジックを元に掲載順位を調整したり
- リンク先URLを変えてみたり
- 表示URLを変更したり
- キーワードにあわせて広告文の最適化してみたり
など様々な要因が絡みますので、『キーワード選び&キーワードの量が一番重要なんです!』という発言はレベルの低い提案になりかねないので要注意ですね。仮にキーワード選びが一番重要として、その入札価格は?掲載順位は?そのキーワードに沿った広告文は?などなど、考えあげるときりがないですね。
SEOはキーワード選びが重要だけど、リスティング広告におけるキーワード選びはあくまで入り口に過ぎません。
※一つの提案としての『最適なキーワード選び』や『ロングテールキーワード選び』は全然ありです。
キーワードツールの使い方にはコツがありますが、それはまた明日ネタにします。
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