グーグルスラップ(Google slap)とFirst Page Bidは違う
アドワーズでFirst Page Bidが発生すると、何かとグーグルスラップ(Google slap)では?などの憶測が飛び交う今日この頃ですが、そのFirst Page Bidをグーグルスラップと受け取るのは少々気が早いかもしれません。
First Page Bidが発生した場合の対処法
First Page Bidが発生するには様々な要因が考えられます。First Page Bidとはアドワーズの1ページ目に表示させる為の最低金額のことを指しています。
First Page Bidを改善するには、入札価格を一定額を超えて入札すること。さらにはキーワードの品質スコアを向上させる手法がありますが、下記のようにどれだけ品質スコアを向上させてもFirst Page Bidが発生してしまう場合もあります。
上記のように、品質スコアが10/10というMAX状態でも95円以上の入札を迫られるのは、グーグルスラップではなく、競合他社が更に上の[品質スコア×入札価格]を実行しており、結果的に95円以上の入札価格では1ページ目に表示されないということになります。
この場合は必然的に95円以上の入札をする以外、改善方法はありません。
こういったものは季節性の強い商材の場合に起こりやすい傾向があるので、そういった商材を扱っている場合などには定期的なチューニングが必要になってきます。
グーグルスラップ?と思ったら
グーグルスラップと思ったらまずは品質スコアを確認してください。品質スコアが10/10以下である場合は品質スコアをMAXまで持っていくことでFirst Page Bidが結果的に低下することがあるでしょう。品質スコアが既にMAXでFirst Page Bidが発生しているのなら入札価格を吊り上げるしかありません。
実際、グーグルスラップと呼ばれるような制裁を受けるアカウントは、ランディングページの質が悪かったり、グレーな商材を売っている場合や、関係のないキーワードを入札している場合が大多数です。
真っ当な商材とサイトであればそうそうグーグルスラップになることはないので、まずは品質スコア改善に勤しみましょう。
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