昨日行われたWeb担当者Forum × CSS Nite「実践ワークショップ」-「ECで売上を上げるためのPPC広告の裏技」へ行ってきました。

今回参加を決めたのは、石井 研二氏が講師となるという点でした。

石井 研二氏といえば前回のCSSniteでGoogle Analyticsについてスピーカーとして参加されていた際に、個人的に非常に興味深い分析手法を使っておられたので是非話を聞きたいと思ってました。

ECで売上を上げるためのPPC広告の裏技/内容

まず具体的な内容は、PPC広告の裏技というよりも、原点回帰に近い内容で、特にオーバーチュアならこう！アドワーズならこういう裏技があるよ！というお話では全く無く、ユーザーはどういう広告に興味をもって、折角興味を持ってくれたユーザーをいかに裏切らないことが大事か？といった話が主な主題となっておりました。

更に、石井さんの経験談をもとにECサイトの運営手法や利益を出すためにはどうやって運営するのか？などと石井節炸裂で面白おかしく、様々な通販会社を例題にお話されていました。

僕が今でも印象に残っている話は下記の2点です。
PPCのデメリット
PPCのデメリットは手軽風に見えることである。その為にだれでも参入できそうにみえるが、まともにユーザーのことを考えたような施策を行えている業者は滅多にいない。

LPOの極意
要因を全体的につなげて分析し、どこで大量に逃げているのかを分析する（離脱の多い要因を分析すれば、改善はたやすい）

石井さんならではの目線(どちらかというとアクセス解析より？)でPPCのことを説かれているのが印象的でした。

ECで売上を上げるためのPPC広告の裏技/まとめ

Web担当者Forum × CSS Nite「実践ワークショップ」ということもあり、前回同様にデザイナーさんをやはり多く見かけましたね。お話を伺ってみるとやはりアクセス解析の必要性を感じており、徐々にではあるけどGoogle Analyticsを使って分析しだしているというお話なんかも聞くことができました。

CSS Niteにはまだ2回しか行ったことがないけど、今回の様なワークショップはデザイナーさんなんかに数字の重要性(PPCやアクセス解析)や必要性を根付かせるには非常に有効な手段なのだなぁ～などと勝手に考えておりました。

ともあれ今回のワークショップは、施策に終われてばかりいるとこういった一番大事な原点である「誰に何を売っているのか？」を忘れてしまいがちですが、こういった基本を再度見直せる良い機会になったと思います。

今回書ききれなかった手法なんかは自分の記事へ落としこみ、徐々にお伝えしようと思います。