とっても簡単なキーワード展開の考え方

今まで様々なキーワード展開の考え方を書き出してきました。

リスティング広告のキーワードの探し方コンテンツターゲットのキーワードの選び方等にも書き出しているのはいわば基本。それらの手法を繰り返すうちに、独自の成果の上がる方法を編み出していくのが最適な方法ですが、今回はちょっと発想を変えて私が行っているキーワードの選定方法を書き出してみたいと思います。

ちなみに、本日書き出す内容はSEO対策でも勿論の事使えますし、様々なコンテンツを作成する際のキーワード展開等にも役立つ手法です。
 

キーワード選定は連想ゲーム

ずばり[キーワード選定は連想ゲーム]です。

下記は私がいつも考えているキーワードを探し出す際の連想ゲームの一部です。実際にはマインドマップで書き出してますが、少々大きめに作ってみましたが、毎回このような形で一つの主要のキーワードから連想させていき、新しいキーワードを作成していきます。
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※株系のものを扱っている場合の一例

キーワードが思う浮かばない等という相談は実に多かったりします。それは私の経験上、キーワードというのは、キーワード単体で考えてしまうから行き詰るんですね。アドワーズのキーワードツールを使用しても、主要のキーワードだけに関連したキーワードだけを探し続けるとかなりキーワードが制限されてしまいます。

そこで上図のようにまず、株というものに興味があるターゲットを洗い出します。それがターゲットAです。株に興味がある人の頭の中はどんなことを考えているのかを考えます。

上図の様に、『株』と検索するユーザーは、資産運用をしたい、投資をしたい、儲けたい、など等、様々な思考の元、結果的に『株』というキーワードで検索をかけるのだという「仮説」を立てます。

上記の様な流れでできたのが資産運用をしたいと考えているターゲットBになり、更に今度は「資産運用をしたいと考えているターゲットBはどのようなことを考えているのか?」などを考えることで下図の様にまた新しい連想が出来るようになるというわけです。
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倫理的に考えておかしいだろ、というところまで進めてマインドマップを書き続ければ、結構なボリュームのキーワードカテゴリーが出来上がりますね。

とっても簡単なキーワード展開の考え方:まとめ

全く難しいことなんてなく、視点を少し変更するだけで様々なキーワードカテゴリーが出来上がります。あとはそれらに掛け合わせるキーワードをあわせることで、様々なキーワード群ができあがりますね。

物凄く単純なことかもしれませんが、アドワーズのキーワードツールや他のキーワードツールばかり眺めてキーワード作成に勤しんでいると、実際の『ユーザーの思考』を追うことが出来なくなる場合が非常に多いので気をつけましょう。

これは『誰に何を売っているのか?』を忘れないということと共通です。

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