リスティング広告担当者に求められる5つの力

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今年に入り、各求人サイトでのSEMコンサルタントの求人が急増しています。

かくいううちもその中の一つになるわけですが、各社ともにまともに運用出来る担当者が足りない為、という大枠があるのが現状です。

では、まともな運用とはなんでしょうか?私なりにリスティング広告担当者がこれを身につけていたらまともな運用ができる、という項目をあげてみたいと思います。

  1. キーワード選定力
  2. 競合分析力
  3. コピーライティング力
  4. アカウント設計力
  5. 仮説立案、及び検証力

 

キーワード選定力

リスティング広告のイロハのイにあたる箇所が、キーワード選定力です。誰に何を売っているのか?を想像しながら、どれだけ多くのモチベーションの高いキーワードを見つけだすことができるのか?がキーワード選定力に求められるスキルです。30万語見つけることがキーワード選定力ではありません。

具体的なキーワードの選定はとっても簡単なキーワード展開の考え方とっても有効なロングテールキーワード展開の考え方でお伝えした形を基本とし、様々シチュエーションを想定しながら展開させていきましょう。
 

競合分析力

競合にあたる会社は、どのようなUSPを打ち出しているのか?使用しているキーワード、広告文はどうか?予算はどうか?攻めるタイミングは?など、あげるとキリがありませんが、勝てる土俵に自分のクライアントを上がらせてあげるのが、担当者としての責務になります。

闇雲に施策を行っているだけでは、市場全体での最適化は行えません。
 

コピーライティング力

競合分析にあたる箇所でもありますが、誘導の鍵を握るのが、広告文のコピーライティング力にあたります。

センスは鍛えられる箇所と鍛えられない箇所がありますが、天性のライティング力がないのであれば、クライアントのサービスをより理解することで、訴求力の高い広告文を作成することができるようになるので、あきらめないことが重要です。

どうしても訴求力のある広告文が作成できない場合は、下手な鉄砲も数撃ちゃあたるです。A/Bテストを繰り返し、より良い物を作成しましょう。
 

アカウント設計力

こちらsphinn.jpの方のリスティング広告で成果を上げる為の5大要素などでもご紹介していますが、キーワードのグルーピングをニーズ、モチベーション、予算とでしっかりと把握することが重要です。詳しく書くと小難しい印象を与えてしまうので、こちらは9月に行うセミナーの主要のお題として取り上げる予定です。という軽い告知w
 

仮説立案、及び検証力

こちらの内容は自身の施策に対しての検証力をさします。施策時に立てた仮説の精度はどうだったのか?また、その結果から当初に立てた仮説と結果との乖離はどうか?そこから更に、どのような新たな仮説を立てることができるようになったのか?このサイクルの繰り返しこそが、リスティング広告最適化への道のりです。

リスティング広告担当者に求められる5つの力:まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回上げた内容を把握している担当者がいれば、これ以上素晴らしいことはありません。私自身も常日頃、今回書き出した内容を意識しながら、精度を高められるように精進している次第です。

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