フリーランスという選択肢と、組織という選択肢について
リスティング広告やSEO、Webデザイナーやエンジニアなど、私の周りには非常にフリーランスの方々が多いです。
その為にフリーランスになる方々の相談にのることも普通の人より多かったりするのだと思います。そんな時に私は決まって「組織に属して働いた方がいい」と即答します。
決してフリーランスを否定しているわけではありません。そういう生き方もありだと思います。
私自身、フリーランスで約1年近く過ごしていた時期がありましたので、組織の良い面、悪い面、フリーランスの良い面と悪い面を数多く経験しました。しかしながら今は大きくはないながらも組織として活動をしています。(それがたまたま性に合っただけという説もあり)
何故組織に落ち着いたのかというのが自分でもなんだかはっきりしていなかったというのもあり、中々言葉や記事で伝えることができなかったのですが、下記のエントリーでやっとその問いに解を出すことができました。
組織という選択肢
組織で働くということ-ニューロサイエンスとマーケティングの間
このエントリーはイシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」という素晴らしい書籍を書かれたYahoo!の安宅和人氏のものですが、ここの1つのフレーズが私がフリーランスをあまりお薦めしていない箇所と完全にマッチしてしまいましたのでご紹介したいと思います。
ちょっとしたことで相談できるプロの仲間が近くにいるのといないのでは、考えの展開のスピードが桁違いだ。
フリーランスになろうとしている人々によく聞かれる質問の中で「信用」だったり「仕事の依頼」をどうすれば得られるのか?などという質問に関しては正直な話、自分次第でどうとでもなるものと思っていますので基本的には言及はしません。
しかしながら上記で引用している箇所はある程度の組織に属さない限りどうにもならないのが現状であり、この考えの展開スピードというのはこれからフリーランスになろうとしている人たち(20代中盤~30代前半??)にとっては本当にかけがえのない重要な事だと僕自身は感じています。
だからこそ、優秀な人たちがある程度集まっているような組織に属しているのであれば、それ以上恵まれた環境はあまりないと思うのですよ。
というわけで、個人的には組織でより多くのことをスピーディーに学び、それが出来なくなった環境だと感じれば、フリーランスないしレベルアップ出来るような組織へ転職するのがよいと思ってます。
それでもフリーランスという選択肢
それでもやはりフリーランスになる!という場合などは、できるだけ似たような境遇の方々と事務所をシェアしたりすることで、さまざまな面で良い刺激を受けれるのではないかなと思います。
その際には是非、自分に無い能力を持っている人とシェアすることと、自分より優れた能力を持っている人とシェアすることを意識して、環境を選択してください。
それらを意識することで、考えの展開スピードを自身で調整することが可能となります。
とはいえ、フリーランスでやっていけるだけの実力がある人も本当に多いので、そういう方々はそのまま突っ走って頂きたいな、とも思うんですけどね。
フリーランスになる!という方は、過去に書き出している下記の記事が参考になるかもしれません。
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