クリック率を向上させるためのサイトリンク、徹底解説
Google AdWordsの広告設定オプションでも非常に有効な施策の一つであるサイトリンク。この度、サイトリンクの表示が一部変更になった。それに伴い、仕様の変更の紹介と、改めてサイトリンクについて解説したいと思う。
サイトリンクを利用することで、さまざまな思惑を抱えたユーザーへ訴求することができるようになる。サイトリンクの設定方法やサイトリンクからの効果の測定などは、下記の記事で詳細に紹介している。
また、この度、サイトリンクは追加のリンクが最大で6つまで広告に表示されるようになった。これまでは最大でも4つだったので、2枠増加したことになる。
この流れはオーガニック検索でのサイトリンク増加の流れと同様で、検索クエリに対してベストマッチであると判断された場合、多くのサイトリンクが表示されるのだ。これにより、意識の高いユーザーへ幅広く訴求することが可能となった。
※参照:グーグル、オーガニック検索でサイトリンクの拡張表示を開始
※ちなみに、サイトリンクの登録は最大10個まで可能だ。
尚、サイトリンクはキャンペーンごとにユニークなサイトリンクを用意することが可能となっていることはあまり知られていない。さまざまなカテゴリーの商品を取り扱っている場合は、キャンペーンごとに新たなサイトリンクを作成することで異なる訴求が可能だ。
また、一度作成したサイトリンクは他のキャンペーンでも利用可能。同じようなサービスで何らかの理由でキャンペーンを分けなければならない場合などは、共通のサイトリンクを利用することで毎回作成する手間が省ける。
サイトリンクの注意点
闇雲にクリック率を向上させたところで、あまりいいことが待っているわけではない。サイトリンクはそれぞれのリンクの効果を分析しながら、より最適なサイトリンクを設定するように心がけよう。
また、現在4つしか登録していないという方は、今回の仕様の変更によって、今までの設定のまま置いておけば最大でも4つまでしか表示されないなんて こともあるので気を付けたいところだ。
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