2013年2月前半にGoogle AdWordsにエンハンストキャンペーンが導入される旨が伝えられ、Yahoo!プロモーション広告は各方面から「絶対やるなよ！」の半ばダチョウ倶楽部状態でしたが、公式にスポンサードサーチにおける、「キャンペーン機能の強化」と題しまして、つまるところエンハンストキャンペーンの導入が発表されました。さすがです。決して期待を裏切りません。

そりゃぁ現在、Yahoo!プロモーション広告はGoogle AdWordsの検索連動型広告の仕組みを利用しているわけですから導入せざる追えないというのは半ば当然としてですね、これをエンハンストキャンペーンと言わないところがまたいいじゃないですかぁ(棒)

参考記事：【重要】スポンサードサーチにおけるキャンペーン機能の強化について

エンハンストキャンペーンの導入は自然な流れですから全然構わないのですが、上記の記事の中で興味深いものがあるので一部紹介します。

スマートフォンは昼、タブレットは夜に利用される傾向

※各デバイスにおける時間帯別ユニークブラウザ数推移

スマートフォンの昼の伸び率とタブレットの夜の伸び率に注目です。

スマートフォンは各人固有のデバイスである

※デバイス間における検索キーワード重複率

PCとタブレットの検索キーワードの重複率は想定内ではありますが、PCとスマートフォンの検索キーワードはやはり結構違うんですよね。これはモバイル端末独特の傾向がやはり強いということを如実に表しているデータと言えるでしょう。PCやタブレットは家族間での共有がされる可能性がありますが、スマートフォンは各人固有のデバイスであるため、人に見られたくないような検索キーワードもどしどしと使うわけですね。スマートフォンリスティング広告ってこのあたりの思考が結構肝になってくるわけです。

エンハンストキャンペーンは善か悪か？

未だに各所でエンハンストキャンペーンについて質問されるわけですが、僕たちリスティング広告プレイヤーはある意味他人の土俵で相撲を取っているわけですから、そのルールに従った上で結果を出すことに集中するのが良いと思うのです。これがリスティング広告プレイヤーの嗜みでございましょう。善か悪か？の議論に意味はありません。

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エンハンストキャンペーンに不明点がある方はこちらからどうぞ。
Google AdWordsのエンハンストキャンペーンのよくある50の質問