リスティング広告で寿命を縮めないために必要なこと
リスティング広告はさまざまな広告の中でもっとも成果を出しやすい広告の1つであり、中小企業から大企業まで、もはや日本のみならず世界中で”当たり前に”利用される広告の1つとなりました。
スマートフォンが普及し続けることによって更にリスティング広告の重要性は明確化し、拡大し続けているといっても過言ではありません。
「もっとも成果を出しやすい広告」であるからこそ期待度も大きく、リスティング広告プレイヤーはそのプレッシャーに打ち勝つだけの強いメンタルが求められます。広告予算が高まるほど、リスティング広告への依存度が高いほど、その見えないプレッシャーは膨大なものになっていきます。
パシさんが書いたSEOで寿命を縮めない為に大切なことを読んで、リスティング広告においても寿命を縮めるような運用をしている人が多いなぁと思うので、思うところを書きます。
ミスは必ず起きる
Google AdWordsにおいて、ディスプレイネットワークと検索連動型広告を同一のキャンペーンで配信してしまったり、Yahoo!プロモーション広告においてYDNに意図せず入金してしまったり、キーワードの入札価格を1桁間違ってしまったり、広告文の文面を誤って入力してしまったり、人が運営する限り、そういったヒューマンエラーは必ず起きるものとして受け入れなければなりません。
大事なのはミスは起きるのもと認め、同じミスが再発しない仕組みづくりこそが重要だと思うのです。これはフリーランスでも組織でも同じ事です。
※うちでは全関係者で「ミスを共有する」ことで可能な限り再発を防ぎます。それでもすべてを防ぐのは不可能。
※当たり前だけど、ミスが発生したら直ぐに誤る、対処することなんかも重要です。
悩みすぎるな!
一度大きなミスを起こしてしまうと、どうしても落ち込んでしまうことは人として仕方のないことだと思うのです。それでも、悩みすぎ、考え過ぎは良くないと思うのですよ。
このスライドはSexyなリスティング広告プレイヤーになるために…で利用したスライドだけど、成果を上げ続ける運用に大事なものはやはり以下の3点だと思うのです。
- 自身の施策を常に疑って掛かる視点
- 間違いを認めること
- 素早く進むこと (落ち込んでる暇はない)
どんなに優れたリスティング広告プレイヤーでも自身の施策を疑えなかったらそれはただの傲慢です。間違えを認められないようでは3流です。素早く前に進めなければ長期的にリスティング広告に携わることはほぼ不可能でしょう。
ピンチはビッグチャンス
ミスをしたときは地獄に落ちるほど落ち込んでしまうこともあるだろうし、死んでしまいたくなるほど罵倒されることだってあるかもしれないけれど、その対応力次第で関係者との絆はより強固なものとなります。これは確実にね。
ピンチはチャンスというなんともなポジティブシンキングで時には対処することも重要なんじゃないかなと思うのです。これは自分を守るために。
僕だって幾度と無くミスをしました。そんな時はおちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
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ちなみに、この記事でも紹介した「Sexyなリスティング広告プレイヤーになるために…」を2013年5月11日大阪(梅田、会場はまだ未定)でやります。鷲見さんと二人で大阪にいきます。
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