リスティング広告業界と個人的な2013年の振り返りと2014年の展望

師走とはよく言ったもので、気づいたらもう今年の営業日も終わりです。僕の2013年はまだまだ終わらないけど。

リスティング広告業界の2013年の振り返り

ということでリスティング広告業界の2013年を振り返ろうと思ったのですけれど、エンハンストキャンペーンがまず1位に来ることは予測できますし、その後はYahoo!ショッピングの無料化くらいでしょうか。まともな運用をされている方々がエンハンストキャンペーンで大きな影響を受けることもあり(他社が知らぬ内にスマートフォンに広告を配信されているなど。不可抗力だし、これはほんと参った)、結構な影響はあったかと思います。

3位にはYahoo!プロモーション広告(YDN含む)の新機能がどれもGoogleの機能に類似した機能になっており、場合によってはGoogleのβ版の機能でさえも我先にとリリースしてしまうこともあったし、それらを後ろを振り返りもせずに続々と導入しながら躍進していく様がなんだか微笑ましくって楽しかった1年でした。僕らにとってもYahoo!プロモーション広告がGoogleにより近くなっていくのは歓迎ですからね。それ以外はほぼ無いんじゃないでしょうか。振り返ってみたんだけど…。

リスティング広告業界の2014年の展望

粛々とテクノロジーが歩み寄ってくるのではないかと思うのです。2013年は商品リスト広告(PLA)だ!みたいに年の始に書きましたけれど、これは未だ進行中ですし、その他のスマートフォンとタブレット、ローカル検索なども未だスケールしたとは言い切れません。これらの重要性は益々加速していく流れではないかと思います。

そしてつい昨日ですけど、2013年のアメリカのネット広告売上高がテレビのそれを上回るなんてリリースもでてましたね。日本ではもう少し先になるだろうけど、そんなに遠い未来ではないと思うのです。

参照:2013年の米ネット広告売上高、テレビを上回る可能性

かと言ってテレビの効果が無いかというとそれは嘘であって、今でもテレビが絶対的なメディアだというのは昔も今も変わらないんですよね。みなさん、トマ美ちゃん知ってますか?東京の方はあまり知らないでしょうけど、トマ美ちゃんは地方で膨大な量のテレビCMを撃ってたんですよね。だからこそあそこまでスケールした。その後は景品表示法にふれたりといろいろ有るみたいだけど…。

あとはTwitterなんかを利用しながらの”ながら見”などが良い例で、テレビの役割が少しずつ変わっていくだけなんだと個人的には思うのです。

個人的な2013年の振り返り

個人的には2013年は公開、非公開などのセミナーやワークショップ、モデレーターを含めると全部で31回に登壇したことになるようです。鹿児島、大分、福岡、大阪、鳥取、名古屋、富山、福井、東京、北海道などなど、おかげさまで夏の東京の週末の記憶がありません。

会社としては人数も増え、やらなきゃいけないことが変わり、書けないことが多くなりましたが、まだまだ現場にはどっぷりとおります。良いことも反省することもありましたけど、後から振り返れば悪いことはなかったんじゃないかな。

ブログの更新は告知多目になってますね。すいません。

個人的な2014年の展望

まず、登壇回数を大幅に減らします。詳細は後ほど公開しますけど、特定の開催地を除き出前セミナーは辞め、リスティング広告運用に直結するワークショップ主体として月に登壇する回数を大きく減らす予定です。

会社としては年始から人数が2名ほど増え、2月にも3月にも増える予定なので、これまでよりも攻めていく年になります。いろいろと考えたんですけれど、まだまだやれることがあるということですね。登壇回数を減らすのは本業により時間を割くためです。そしてブログもちゃんと更新します。(予定)

※まだまだ募集しています!
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というわけで、来年もいろいろあると思いますが、相も変わらず本ブログはリスティング広告業界ネタを中心に、書ける範囲でおもしろおかしく更新を続けていきたいと思います。引き続き、よろしくお願いします。

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