2014年4月以降にYahoo!プロモーション広告料金で適用される消費税率についての詳細

2014年4月施行の消費税率改正(消費税5%から消費税8%へ改正される)に伴い、2014年3月31日以前にデポジットされた金額の消費税扱いはどうなるのか?といった話でここ数ヶ月さまざまな憶測が流れていましたが、Yahoo!プロモーション広告の対応についての詳細が決定したようなのでご紹介します。

結論から申し上げると、みなさんが期待していたような魔法(2014年3月31日以前に入金しておけば全ては5%扱い等)は使えないようです。正確に記すためにYahoo!プロモーション広告からのメールを引用します。

■広告料金に適用される消費税率について:
消費税率変更前(2014年3月31日までの掲載分):消費税5%にて請求
消費税率変更後(2014年4月1日以降の掲載分):消費税8%にて請求

■広告管理ツールのアカウント残高の表示:
消費税率変更前(2014年3月31日まで):見込み消費税5%を差し引いた額
消費税率変更後(2014年4月1日以降※):見込み消費税8%を差し引いた額

※2014年3月からの繰越残高につきましては、3月の「月次ご利用明細」が確認できるようになるタイミングで表示を変更します。なお、繰越残高が消費税8%で再計算された際に発生する調整金額は、「端数による調整金額」として取引明細に記載されます。

■クレジットカードでのお支払いについて:
クレジットカードをご利用の場合、2014年4月1日以降、入金時(手動・自動)に8%の消費税率が適用されるため、1回の引落金額が変わります。

■ご注意:
銀行振込での入金の場合、お客様からのご入金を確認後、アカウントに反映するまでに3営業日程度お時間をいただきます。お客様が銀行振込の手続きを行ったタイミングにかかわらず、2014年4月1日以降にアカウントに反映された入金には、8%の消費税率が適用されます。

■備考:
詳細は以下ページをご確認ください。
消費税法改正に伴う請求の変更について

要約しますと、「消費税率変更前(2014年3月31日までの掲載分):消費税5%にて請求され、消費税率変更後(2014年4月1日以降の掲載分):消費税8%にて請求される」この一言につきます。

世の中的に月末締めで請求がたつケースがほとんどでしょうからこれらによる影響はあまり大きいとは言えませんが、注意が必要なのは20日締めなど、月末締め以外のクライアントを持つケースです。この場合、3月末をまたぐ期間の請求書は2枚に分けて発行するのが良いかもしません。勿論、レポーティングもその分変更しなければいけませんね。

消費税増前の駆け込み需要の傾向

消費税増前など、経済インパクトの大きいイベント付近では、必ずと言っていいほど世の中の商流が変化します。これに伴い、あまり話題にはなってませんでしたが、Yahooは消費税増税前の駆け込み需要についてのレポートを出していますので、時間が有るときにも確認しておくと良いかもしれません。

「不動産」「自動車」「家電」にみる 消費税増税前の駆け込み需要

地域・性別・年代からみた「消費税」増税による購入意向

現場からは以上です。

※一緒に働きませんか?
・リスティング広告プロフェッショナル希望の方はこちら
・リスティング広告アシスタント希望の方はこちら

執筆/掲載記事

▲