地方と都市での「情報格差」なんてない
こんにちは!こんにちは!
もっぱらブログの更新を怠り、更には当ブログはスマホ化もしていないのでとある著名なアナリストにディスられる。そんなGWを過ごしておりましたが、みなさんはいかがお過ごしですか?
さて、本題に突入しますが、いつの世でも地方と都市での「情報格差」を騒ぐ人が必ずいるんですね。でもこれって本当なのでしょうか?実は先日のセミナーでも「どこで情報収集しているのか?」「やっぱり地方は不利だよね」的な話が再発しまして、なんでこの手の話は終焉しないのかなと個人的にモヤモヤしていたんですけど、なんとなくわかった気がしたので共有です。
内容は兎も角、僕がビビビときたのは以下なんですね。
僕は凄まじい情報格差と経験(体験)格差を感じました。
発展途上国でもあるまいし、情報格差って恐らくこれほどインターネットが発達した日本においては皆無なんですよ。
参考:リスティング広告担当者の悩みトップ8とその解決策! 全国のリスティング担当者約300人に聞きました。 | Web担当者Forum
ここでも書いているんだけど、自分で情報を取りに行こうと思えば幾らだって取れる。あとはやるかやらないか?だけなんですから。だから情報格差なんて言葉はほぼ死語になっているんじゃないかな?
でもね、「経験(体験)格差」ってのは確かにあるなと激しく共感するのでした。そうですそうです、僕が言いたかったのは体験格差なんですよね。
つまり、自分を含め周りの人間の行動を目の当たりにしたり、模範にしたり、何気ない飲み屋での会話なんかに聞き耳立てたりとか、そういうことが出来てしまうのが東京とか一部の都市には確かにあるんだよね。それを聞いて「俺も頑張らなきゃ!」とか「やってやるぜ!」的になることだって実際に多いしね。
情報自体はモチベーションの源泉ではあるのだけれど、それ自体では前に踏み込めない人たちが実際には多いわけで、一部の都市では体験格差によってそのトリガーを引くことに寄与しているんじゃないかな?と思うのでした。
大変有名な言葉なのでご存知の方も多いと思うんですが、大前研一氏が言ったこの名言も、まさにこれを言い当ててますよね。
自分が変わるために
・時間配分を変える
・環境を変える
・付き合う人を変える
最も無意味なのは「決意を新たにすることだ」
決意する事自体に価値はないという意味では、情報自体はモチベーションの源泉でしかないということと同意で、やはりそれらのトリガーを引くための行為を助長する為の体験なんかが必要であり、それが地方ではやはり圧倒的に不足しているのだろうな、と思うのでした。
特に落ちはないですが、特段強靭な精神力や決断力がない人は、「時間配分を変える」「環境を変える」「付き合う人を変える」この3つを意識してみるのも良いかもしれませんね。
まぁ「時間配分を変える」は慣れの問題、決めの問題という意味で、如何に習慣化できるか?が肝であり、まともな人であれば個人でどうにでもできるものなんだけど、「環境を変える」、「付き合う人を変える」という後者の2つは自分の力だけでどうにもならないと感じた時などに強く意識して見てみるといいと思うのでした。
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