キーワードの展開と設定方法/AdWordsの始め方

AdWordsの始め方シリーズ、第4段はAdWordsのキーワードの展開と設定方法をお送りします。

キーワードの展開はコツさえ掴んで経験さえつむ事ができれば難しいものではなくなります。あとはどこまで探し出すのか?を見極めるだけになりますし、キーワードの設定方法も一度管理画面になれてしまえば、そう難しいものではなくなります。

AdWordsのキーワードの展開方法

キーワードはユーザーのニーズ(需要)です。そのニーズをいかに幅広く捉える事ができるか、また、このニーズのモチベーションの高いところにいかに予算を上手に配分することができるか?がAdWordsに限らず、リスティング広告を成功させるための秘訣です。

まず、キーワードのオーソドックスな探し方はAdWordsのキーワードツールを使用するのが基本的で良いでしょう。

[運用ツール]内の[キーワードツール]を選択し、[単語またはフレーズ]に任意のキーワードを入力して、下部にある[検索]


すると、[サプリメント]に関連したキーワードが選出されます。
また、キーワード入力欄の[Only show ideas containing my search terms]にチェックを入れて検索をすると、設定した検索キーワードを含む検索結果のみを表示することができます。これは意外と便利ですよ。

基本的にはこのスタイルでさまざまなキーワードの洗い出しに取り組んでください。[Only show ideas containing my search terms]にチェックを入れない場合には関連するさまざまなキーワードが出てきます。その中でサービスに沿った”新しい”キーワードを見つける事ができたら、更にそのキーワードをAdWordsのキーワードツールに入れて再検索し、場合によっては[Only show ideas containing my search terms]にチェックを入れ再度キーワードを選出します。

横軸にキーワードを展開させる方法に関しては既に何度か書き出していますので、そちらを参考にしてください。
参考:とっても簡単なキーワード展開の考え方

AdWordsのキーワードの設定方法

キャンペーンの設定方法を終えた後に訪れるページからになります。

[広告グループ名]を任意で入力し、[広告の作成]のラジオボタンを[テキスト広告]とします。[見出し・説明行 1・説明行 2 ・表示URL・リンク先URL]を隣のプレビューを参照しながら入力します。尚、AdWordsの場合、表示URLとリンク先URLをドメイン名レベルで統一する必要がありますのでご注意ください。
参照:リスティング広告の始め方:表示URLとリンク先URL


キーワードを1行に1つずつ入力します。尚、青文字の[スプレッドシートでキーワードを追加]をクリックすれば、下図のようになり、

キーワード単位で入札単価を調整したり、リンク先URLを設定することが可能となります。このスプレッドシートは特殊な効果測定ツールを利用している場合などに非常に便利に働きますので、是非覚えておきましょう。


続いて、デフォルトの上限クリック単価を決めます。デフォルトの単価は広告の1 回のクリックに対して支払い可能な金額の上限となりますが、ここで100円と入札した場合でも、広告の1 回のクリックに対して必ず100円請求されるとは限りません。

また、上記で上げているスプレッドシート内でキーワード単位に入札単価を設定した場合は、キーワード単位に設定した入札単価が優先されます。
デフォルトの単価 < キーワード単位で入札単価を調整した場合

[広告グループを保存]すれば、1つの広告グループの作成、及びキーワードの設定は完了です。このまま審査に通過すれば、のちほど広告が表示されます。

広告グループに途中でキーワードを追加する方法

一度設定してしまった広告グループに、途中からキーワードを追加することも可能です。

特定の広告グループのキーワードタブを選択し、[キーワードを追加]


追加したキーワードを入力し、保存すればデフォルトの単価で設定した価格でキーワードの追加が完了となります。勿論、ここでもスプレッドシートを利用してキーワードを追加することも可能です。

キーワードの展開と設定方法/AdWordsの始め方/まとめ

少し広告グループの作成と混同してしまった感はありますが、AdWordsではキャンペーン作成時にはこのような流れでキーワードを導き出し、設定していきます。

また運用を繰りかえすことで必ず途中で新たなキーワードを追加する機会も現れますので、今回のキーワードの展開と設定方法を参考にしてください。

次回はAdWordsの広告グループのグルーピング設定方法をお送りします。今回の記事と合わせて読んでいただければ幸いです。

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