ディスプレイネットワークのキャンペーン設定を効率化するコンテンツターゲットツールの使い方

先週よりGoogle AdWords内にディスプレイネットワークのキャンペーン設定を効率化する、コンテンツターゲットツールがリリースされました。

これまでもさまざまなアカウントを拝見する機会がありましたが、ディスプレイネットワークにおけるコンテンツターゲットの配信方法を正しく理解し、より効果的に配信できていアカウントは数えるほどしかありません。今回のコンテンツターゲットツールがリリースされたことによって、より簡単にコンテンツターゲットを配信できるようになりました。

この機会にコンテンツターゲットを正しく学びましょう。コンテンツターゲットは場合によっては検索連動型広告よりも優れた配信方法になりえる場合もあるほど強力なのです。

コンテンツターゲットツールの使い方

まずコンテンツターゲットを設定したいアカウントに入ります。

メニューの[最適化]タブをクリックします。


[運用メニュー]内にある[コンテンツターゲットツール]をクリックします。


任意のキーワードを入れて[検索]をすることで、その検索に利用したキーワードでのコンテンツターゲットで設定するべきキーワード群が、各広告グループごとに検出されてきます。更には配信されやすくなる推奨入札単価も表記されています。

ここでの肝はGoogle AdWords内のコンテンツターゲットを効率よく配信する為に設けられた機能がコンテンツターゲットツールであるということ、そしてより効果的に広告が配信されやすくなるであろうキーワード数と適切な入札単価をわかりやすく出してくれているという部分です。

ここで検索するとわかるように、コンテンツターゲットを効率よく配信するには、1つの主軸となるキーワードからある程度波状させたキーワードを3-5個程度用意し、1つの広告グループを作成して設定することで、“コンテンツターゲットの配信機能に迷いを持たせることなく指示することが重要”です。

コンテンツターゲットツールのデメリット

考えてもいなかった波状キーワードを導き出してくれるとはいえ、配信してはいけないようなサイトに配信してしまいそうなキーワードも数多く見受けらた為、必ず目視にて必要な箇所だけを取り入れなければなりません。これはキーワードツールや、他の最適化タブ同様の措置ですね。

こういったさまざまなものを推奨してくれるツールは、良いものと悪いものとを精査して利用することが重要です。

また、このまま管理画面から直接施策を反映させることはできない為、AdWords Editorを通さなければいけないようなので、面倒な方はテキストに落とし込んで、管理画面から入札したほうがよさそうです。

ディスプレイネットワークのキャンペーン設定を効率化するコンテンツターゲットツールの使い方/まとめ

コンテンツターゲットツールはオーソドックスなコンテンツターゲットの配信方法を表しているにすぎません。これらから更なるキーワードでさまざまな配信先を見つけ出し、さまざまな箇所にコンテンツターゲットを配信することで、より多くの配信が可能になります。

尚、コンテンツターゲットの使い方はコンテンツターゲットの始め方でも解説していますので、ご参考にしていただければ幸いです。

参照:Inside AdWords-Japan: ディスプレイ ネットワークでのキャンペーンを効率化「コンテンツ ターゲット ツール」のご紹介

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