Google AdWordsに搭載されたインスタントプレビューが意外にクリック率を上げるんじゃないかという話
以前よりあった、オーガニック検索のインスタントプレビューが先日から日本のGoogle AdWordsに導入された模様です。オーガニック検索のインスタントプレビューとほぼ同等ですね。
このようにインスタントプレビューが表示されるようになりました。
普通のユーザーが日常的にインスタントプレビューを利用するとは思えませんが、果たしてこれは私たちにとって良いことなのでしょうか?悪いことなのでしょうか?
海外SEOの鈴木さんの方でもインスタントプレビューがFlashに対応、AdWordsのランディングページにも表示にてご紹介されており、実際に誰かのメリットになるかどうか?という話をされていますが、私個人の感覚では、恐らくクリック率が上がっていくことになるのではないかと感じています。
理由としては自分好みのランディングページを見つけることが出来るという点(そういう意味ではより見栄えの良いランディングページを作る必要があるのかもしれませんが。)と、このプレビューで拡大されたサムネイルをクリックすると、広告をクリックしたこととなってしまう為です。これだけ大きなプレビューですから、ある程度のクリック率の上昇は見込めるのではないでしょうかね、と勝手に予測をしてみます。
※「虫眼鏡をクリックしてプレビューを展開」では課金されません。
まだまだ導入されたばかり or テスト段階でしょうからまだまだわかりませんが、Google AdWordsが海外だけではなく、早速日本にも導入したということから、クリック率が上がりやすい傾向があるのでは?と予測しても、あながち間違いではないと感じています。
※クリック率が上がることはGoogle AdWordsにとって大きな収益をもたらすという意味で非常に良いことだからですな。
インスタントプレビューは三方よし?
広告主側にとってはクリック率があがる。プレビュー後のサムネイルがクリックされれば品質スコアにも影響し、(実際にサムネイルのクリックが品質スコアに影響するかどうかは明言されていないけど、影響すると思います。)ユーザーにとっても、広告をクリックする前からある程度どんなサイトへ飛ぶのかを予測できるようになる。(そうなるには時間もかかるとは思いますが…)
Google AdWordsにとっても広告のクリック率が上がるので、結果的に今回のインスタントプレビューの導入は広告主、ユーザー、Google AdWordsの三方よし、という形に落ち着く、非常に稀な機能となる可能性は高いです。
尚、この記事を書き出している時点では、管理画面内にインスタントプレビューの表示傾向やクリック傾向を見ることが出来る項目は見当たりませんので、インスタントプレビューによる影響度を測る術はありません。
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