新しいGoogleアナリティクスではGoogle AdWordsの部分一致の誇張が一足先に見ることが出来る

少し前に衣袋さんが手掛けるGA フォーラムにてGoogle アナリティクス(バージョン5)でGoogle AdWordsを見てみようという記事を書きましたけども、新しいGoogle アナリティクス(バージョン5)では僕らリスティング広告プレイヤーにとってもうれしいニュースがいくつかあるのですけど、まだまだ話題になって出てきませんね。

これまでのGoogle アナリティクス(旧)では見ることができなかったデータも、新しいGoogle アナリティクスではみることが出来るようになりました。その一つが部分一致によるキーワードの誇張です。

これまで通りであれば、Google AdWords管理画面内にて、おおよそ2日後以降に取得することができましたが、新しいGoogle アナリティクスでは”ほとんどの場合”で翌日から部分一致の誇張を見ることができます。


新しいGoogle アナリティクスへログインし、日付を1日前を選択した後、メニューの[広告]→[AdWords]→[一致した検索クエリ]


1日前のデータで、部分一致の誇張により表示され、クリックされた広告の検索クエリを見ることが可能です。

Google AdWordsとGoogleアナリティクスの違い

上記の手法で1日早く部分一致の誇張を見ることが出来るため、異常値が発生した場合の対処などがこれまでよりも1日早く可能になります。

除外キーワードの重要性は除外キーワードこそが部分一致を成功に導く、一番重要な取り組みであるでご確認ください。

ただし、Google アナリティクスでは当たり前ですが”クリックした部分一致の誇張”しかみることができません。Google AdWordsの場合は、インプレッションが発生した時点でクリックされずともデータ取得が可能です。

双方の良いところを利用して、部分一致の誇張を抑え、アカウントをより最適化していきたいものですな。

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アカウント規模やデータの反映環境で翌日に見えない場合もある可能性があります。

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