売っているものは何か?

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【メルマガコラム】以下の内容は2012年5月9日号のLICのメルマガで配信した内容です。

リスティング広告に限らず、本当のお客さんを見極めていなければ、マーケティング施策がうまくはまることは稀であります。奇跡といってもいい。それほどに「本当のお客さん」の見極めは大事です。

そしてそのお客さんが求めていることを根本から理解することはもっと大事なのです。

例えば、あなたがネットショップでお花を売っているとしましょう。お客さんはお花がほしいからお花を購入するのでしょうか?勿論、いくつかはそういったお客さんもいるのかもしれません。生粋の花好きな方ですね、わかります。ただし、これだけの思考ではスケールすることは難しいのではないか?と考えます。こう考えてみてはどうでしょう?

シンプルなお花を購入するお客さんは”少しだけリラックスしたい”のかもしれません。薔薇の花束を購入するお客さんは”これからの未来”を手に入れたいのかもしれません。もしかしたら”大切な人の笑顔”が欲しいのかもしれません。こんな風に考えることができれば、少しだけ何かが見えてきませんか?

あなたのお客さんが本当に欲しいものは”物”なのでしょうか?はたまた、”事”なのでしょうか?このメルマガにほんの僅かでもピンッとくるものがあるのであれば、次に取り組むべき施策は自ずと見えてくるかもしれませんね。

たった1つの広告文作成も、たった1つのキャンペーンの予算配分も、その施策に明確な”意図”があるのかを、今一度見直す必要があるかもしれません。

個人的には今のリスティング広告は、そういったフェーズに差し掛かっているのではないかと思っています。

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