セミナーは地域ごとのテンションの違いが面白い

9月8日(土)、出前セミナーの一環で富山県に行ってきた。

富山にいく事が決まったのはいいんだけど、東京からの交通手段がわからないんですよね。新幹線だと越後湯沢で乗り換えなければ行けない上に3時間半もかかってしまうのでちょっと現実的ではないし、かと言って高速バスを薦められたんだけども僕は高速バスが苦手(時間は有限だもの)なので残される選択肢は飛行機しかなかった。

実際に行ってみればなんてこと無い、飛行機で羽田から1時間しかかからないので本を1冊も読めないままに到着するほどあっというま。超便利でスピーディー。富山って近くて、海の幸は美味しいわ、山の幸も美味しいわで想像以上にいいですよ。

さて、そんなこんなで富山の出前セミナーは気づかぬうちに定員を超えた申し込みがあったようで広い会場になっていました。


こんなパネルまで用意してもらったみたいで妙に恐縮してしまった。

参加者の中には僕のブログをずっーーーと読んでくださって何度かコメントくださっていた方や、富山の方だけではなくて、金沢、福井、そして東京から来てくれた方も複数名いらっしゃってものすごく嬉しかったわけです。(原則として出前セミナーのプログラムは東京で開催しないことにしているというのもあるのかな。)

話は変わって、今回で改めて気づいたんですけど、セミナーをいろんな地域でやっていると地域ごとのテンションの違いがものすごく面白いんですね。例えば今回の富山の方々は受講中は凄い沢山のメモを取られているのが印象的で、笑って欲しいところでも微笑すらしない…。「ここ笑うところですよー」みたいな解説をしてはじめて笑ってもらえるような形で、4時間の間に何度冷や汗を掻いたかわからなかった…。ところが、質問コーナーでは1人3つづつくらい怒涛の質問が飛び交ったりするくらい意欲的だったりもして、打ち上げでは一変して大宴会に突入するわけですよ。

他の地域はどうかというと、大阪の方は皆の前ではあまり質問しないんだけど、セミナー終了後に行列になって1人ずつ耳元で質問をしてくることが多いし、九州は皆で知識を共有しようという意識が強くて、大声で質問をしてくださって1つの質問に対してみんなが考えるようなことが多い気がする。北海道の方は意欲的でフランクという表現が合うのかな。セミナー中も前のめりだし、飲み会でもみな豪快な感じ。まぁ、飲み会は広島も九州も東北も北陸も、どこいっても豪快ですな。

これらは僕の主観でしかないし、どれがいいってわけではないけれど、個人的にはこの県民性のようなものをより身近に感じられる出前セミナーはかけがえの無い機会で、ほんとにありがたいなぁと毎回感じるわけです。

富山県新世紀産業機構の皆さん、参加してくださった多くの皆さん、今回はこのような機会をくだって本当にありがとうございました。次回は異なる内容、もしくはワークショップなどでお会い出来ればと思います。

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折角の機会なので翌日はおおかみこどもの雨と雪の舞台になった、室堂のみくりが池に行ってきた。


※みくりが池から眺める立山連峰。これは圧巻!

実は僕は登山が趣味なんですけど、こんなに素晴らしく綺麗で優雅な山々は見たことがないといっても過言でないほどに素晴らしかった。今度は2,3泊山小屋で過ごせるようにスケジュールと取って訪れたいと思った。(10年くらい無理だと思うけど…)

一応、写真だけ載せておきます。


立山からケーブルカーで美女平へ行き、そこからバスに乗って室堂へ行くんだけど、そのバスで隣になった方が立山連峰特有の古来種を外来種から守るボランティアを行っているような75歳のおじいちゃんで、その方に妙に気に入られてしまって僕の室堂散策のガイドをかって出てくれた…。終始この方とご一緒させて頂き、周りから見るとおじいちゃんと孫状態に映っていたに違いない…。

…何の話だよ。

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