ディスプレイネットワークでイメージ広告を活用するメリットと、イメージ広告を気軽に活用する方法

Google AdWordsのディスプレイネットワークの配信形態の1つであるイメージ広告は、テキスト広告と比較してインパクトを前面に出してアピールでき、総じてパフォーマンスを出しやすいケースが数多くあります。テキスト広告だけではなく、イメージ広告を利用し、より多くのユーザーに訴求を広げましょう。

ディスプレイネットワークの配信先の事情を知る

ディスプレイネットワークの配信先には3通りの配信先があることを理解しましょう。

  1. テキスト広告しか配信されないサイト
  2. イメージ広告しか配信されないサイト
  3. テキスト広告+イメージ広告が配信されるサイト

ほとんどの配信先では特に制限が設けられていませんが、サイト側で特定の広告形態しか配信されないように設定しているサイトも存在しています。これらを加味すると、テキスト広告だけでは訴求できないサイトがあるということになり、テキスト広告だけでは不十分と言えるかもしれません。出来る限りテキスト広告とイメージ広告を合わせて配信するようにしましょう。

イメージ広告のメリット

イメージ広告の魅力はなんといっても、ビジュアルを自由に変更して訴求できる点です。テキスト広告はコンテンツの一部のように見せて、自然にクリックを誘発させられますが、イメージ広告はビジュアルでインパクトを与えられます。これにより、テキスト広告に見向きもしなかったユーザーに訴求することが可能となり、より多くのユーザーに自社の商品・サービスに気づいてもらうことが可能になるでしょう。


※広告に気づきやすくなる傾向がある。
※テキスト広告と比較しクリック率が数十倍になることも日常茶飯事。

イメージ広告のサイズ一覧

イメージ広告にはさまざまなサイズがあります。

  1. ビッグバナー(728×90)
  2. バナー(468×60)
  3. スクエア(小)(200×200)
  4. スカイスクレイパー(120×600)
  5. ワイド スカイスクレイパー(160×600)
  6. スカイスクレイパー(大)(300×600)
  7. スクエア(250×250)
  8. レクタングル(300×250)
  9. レクタングル(大)(336×280)
  10. モバイル ビッグバナー(320×50)(スマートフォンのみ)

ここ数カ月の間に「スカイスクレイパー(大)(300×600)」が追加されましたね。できるだけすべてのサイズのバナーを用意して、配信が制限されてしまうのを防ぐことが重要となります。

尚、これらはコンテンツターゲット、プレースメントターゲットだけではなく、ディスプレイネットワーク全般(リマーケティングも含む)で言えることでもありますし、今後はYahoo!リスティング広告のインタレストマッチでもイメージ広告が利用出来るようになります。

イメージ広告を気軽に作成する方法

Web制作会社や広告代理店などにイメージ広告(バナーなど)のすべてのサイズなどを発注すると10万円を超えてしまうということは往々にして起こります。これではWebデザイナーが社内にでもいない限り、イメージ広告を導入するのにも気が引けてしまいますよね…。

しかし、そんな広告主に強い味方がランサーズが代表するようなクラウドソーシングサイトです。


http://www.lancers.jp/

筆者が良く利用しているランサーズではランサーと呼ばれる登録ユーザーが日本各地に10万人以上(2012年11月現在)もおり、コンペ方式でイメージ広告の発注が可能(非公開コンペも可能)です。イメージ広告の場合、全サイズを含めてオーダーしても、相場で2万円ほどから応募が多数あります。Web制作会社や広告代理店などに発注するよりも格段に安い傾向がある上に、さらには驚くことに質も高いものが非常に多く、無数の提案が寄せられ、その中から選択するだけで良いのです。

A/Bテストでより効果的なイメージ広告を作成するのに非常に便利です。

発注の際のコツは、出来るだけこちらが予め持っている依頼内容などをより詳細にランサーに伝えておくことで、出来上がりの質がぐっと変わってきます。

※クラウドソーシングとは?
不特定多数の人に業務を委託するという新しい働き方(外注形態)の意味。

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