完全一致は無くならない!Google アドワーズ、キーワードマッチタイプの「完全一致、フレーズ一致」における誤字や表記ゆれなどの類似パターンへの拡張オプションを廃止
Google アドワーズが9月下旬から完全一致、及びフレーズ一致から「Close variant matching」、つまり、類語への拡張オプションを廃止し、純粋な完全一致を選択することができなくなるとのことを発表しました。
参考:Close variant matching for all exact and phrase keywords
TechCrunchのタイトルが誤解を招いているようなので補足的に言及すると、Google アドワーズにおけるキーワードマッチである、「完全一致」「フレーズ一致」はこれまで「誤字や表記ゆれなどの類似パターンを含める」を選択、または未選択することが出来ましたが、今後強制的に「誤字や表記ゆれなどの類似パターンを含める」ことになるということです。完全一致というキーワードマッチ自体はなくなりません。
参考:Google AdWords、キーワードの「完全一致」オプションを廃止
※キャンペーンの設定にある上図ですね。これが「誤字や表記ゆれなどの類似パターンを含める」に強制的になるということです。
僕自身、この対応に関する印象はポジティブです。実際にこれによって被害を受けるようなアカウントはほぼ皆無(無くはないだろうけど)であり、そこまで深刻に考えるような問題でもありませんが、かなりの割合で「完全一致がなくなる!大変だ!」という受け取りをされている方がいるようなので注意が必要ですね。
※
アナグラムで働くことに興味がある方は、以下の記事をご参考にしてください。
参考:リスティング広告が完全自動化される時は来るのか?
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