Google AdWordsのトピックターゲットを使ってコンテンツターゲットを簡単に設定する方法

先日、Google AdWordsにトピックターゲットなる機能が正式に追加されました。

トピックターゲットと以前紹介したコンテンツターゲットツールでは勝手が異なります。

トピックターゲットは簡潔に申し上げれば、キーワードの選択などの煩わしさを省き、コンテンツターゲットを簡単に設定することが出来る機能の一つです。勿論、導入されたばかりの機能ということもあり、正直精度に関しては今一つですが、コンテンツターゲットの設定に悪戦苦闘している方々には有効なツールになる可能性があります。

今回はそのトピックターゲットの設定と本当のコンテンツターゲットとの違いや注意点などを書き出しました。

トピックターゲットの設定方法


Google AdWordsにログインし、特定のキャンペーンへ移動します。タブで「トピック」が出現していなければ、右端にあるプルダウンメニューをクリックし、「トピック」オプションを選択し、[OK] をクリックして表示させることができます。


特定の広告グループを選択します。


トピック一覧が出現するので、希望のトピックを選択し、追加します。ここではサプリメントなどを出稿する際に有効であろうカテゴリーを洗い出していますが、「栄養」という大トピックの中に、「ビタミン、サプリメント」などの小トピックが存在しており、どちらでも選択が可能です。


また、どういった配信先に出したいかを予め決めている場合などは、トピック ターゲット コードを張り付けてそのまま設定することも可能です。

トピック ターゲット コードの取得はこちらより可能です。

基本的にはこのような形で、どういったジャンルのページ中に広告を配信したいのかを選択するような機能、それがこのトピックターゲットです。もちろん、配信除外設定も可能です。

トピックターゲットとキーワードによるコンテンツターゲットの明確な違いと注意点

トピックターゲットは上でも上げた通り、特定のジャンルに興味を持ったユーザーに幅広く訴求することが可能な機能です。それに対してキーワードによるコンテンツターゲットはより詳な興味をもったユーザーにピンポイントでの訴求が可能です。


※図化したイメージはこんなところ

個人的にはトピックターゲットだと大枠での訴求になってしまう為、費用対効果的に考えてしまうと、どうしてもキーワードによるコンテンツターゲットには勝らない可能性が高いです。ただし、顧客獲得単価に縛られないような施策や、アトリビューション、間接効果を計測しているような施策を行っている場合には、試してみる価値のある機能であることは間違いありません。

トピックターゲットはプレースメントターゲット同様、 キーワードで絞り込むことが可能ですが、インプレッションが劇的に下がる可能性があるので、あまりお薦めはできません。

Google AdWordsのトピックターゲットを使ってコンテンツターゲットを簡単に設定する方法/まとめ

今回紹介したトピックターゲットは、コンテンツターゲットがうまく利用できていない方には煩わしい設定も非常に少ない為、非常に良い機能だと思います。

また、間接効果を重視したコンバージョン数の最大化を目指している獲得単価を意識しすぎていない方々には、新しい可能性を持った機能であることは間違いありません。

ただし、配信除外を繰り返しながらより最適に配信するように調整を忘れないようにしたい機能ですね。

大分前のシリーズですがコンテンツターゲットの始め方という記事でコンテンツ ターゲットを学ぶことができます。

トピックターゲットの詳細は下記からもどうぞ
Inside AdWords-Japan: Google ディスプレイ ネットワークでの新しいターゲット方法のご紹介

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