センスで負けるなら、知恵を出せ

私たちの運営しているリスティング広告コミュニティーLICの中で私が撃った過去のメルマガで人気だったものをピックアップしてお届けします。今回の内容は2012年6月20日号のメルマガで配信した内容です。ブログの更新が滞っているからではありません!決して…。

「広告文」、それはプレイヤーにとって永遠の課題であり、長い年月をかけて最適化されたアカウントでも議論され続けるべき難題の1つです。

かくいう私たちも毎日のように新しいアイデアを試し、より優れた広告文を作り出す為にできるだけ1つの視点に固執せず、さまざまな物の見方を学び、いくつかのパターンをテストします。

ところが、幸か不幸か、広告文のクリエイティブには多くのセンスが必要とされる事実があります。このことはあまり語られることはありません。稀に、プレイヤーの中には類まれなるセンスの持ち主がおり、経験値もそれほど豊富ではないにも関わらず、他を圧倒する広告文で市場を席巻する輩がおります。これをセンスと言わずになんというか!という状態です。では“センス”とは一体なんでしょうか?

とある辞書によると、「物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。」と表現されています。なるほどです。これは一朝一夕で身に着けることができるものではないのはお分かりいただけるものと思います。

「あの人、センスいいよね!」学生時代に隣で何度も聞いた言葉です。見よう見まねで上っ面を真似することができても、それは本質的な”センス”を手に入れたことにはなりません。では、センスは永遠に身に着けることができないのでしょうか?

答えは「NO」です。

その為には表題通り、「センスで負けるなら、知恵を出せ」です。

あなたが直感的なセンスでは他社に劣るとしましょう。そんな時こそ”知恵”を出すべきです。ここで言う知恵の1例を挙げると、多くの訴求点を洗い出し、ABテストを行う行為だったり、そのABテストを高速回転させ、短期間で明確なデータを取得し、だれかを納得させることのできるものに仕上げることも1つの知恵です。数をこなし、精度を上げていく行為ですね。その結果、その広告文には自然にセンスが宿っているかもしれません。

仮にセンスで劣るのであれば、知恵を働かせ、それ以外の箇所でカバーするしかないのです。それ以外の箇所とはさまざまですが、1つの事例として”数”で表現しました。

数が全てではないけれど、数をこなさい人間には何も訪れない。

センスは一朝一夕で成るものではなく、日々の鍛錬により研ぎ澄まされていくものでないかと思うのです。センスが無いからと言って下を向いてはいけません。

知恵を出していきましょう。

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