リスティング広告の管理画面はあまりみないほうがいいのかもしれない
ポジションが適格ならマーケットは見ないほうが儲かるという現実orz
— ryu (@ronjin) June 24, 2013
こういったつぶやきはInvestment Bankerやトレーダーなど、投資家関連の方々のつぶやきでよく見かける傾向があるのだけれど、ある意味真理だと思うのですよ。
僕はどこかでも話したことがあるかもしれなけれど、リスティング広告のようなトレンドを生み出すようなビジネスは株式投資や外国為替証拠金取引(FX)などと非常に近しい面を持っていると感じる時がある。
※余談だけれど、投資をやっていない人よりも投資の経験がある人の方がリスティング広告プレイヤーとしての素養はあると思う。更に言えば過去に投資で痛い目にあってる人の方が向いている。それはトレンドの怖さや内部要因だけでトレンドが形成されるわけではないということを理解している可能性が高いからだ。勿論、そうじゃない人が向いていないという話ではないし、これらは経験則でしかないけれどね。
リスティング広告も株式投資やFXも内部要因だけではなく、時には外部要因によって成果が大きく変わる時だってあるわけで、ある程度の箇所で良くも悪くも妥協する必要がでてくるという点も非常に似ているんですよね。
損切りのタイミング(キーワードや配信先の入札引き下げやオンオフ)、買い増しのタイミング(キーワードや配信先の入札引き上げや追加登録)などなど、語れば語るほど違いが見えなくなってくる。
少し乱暴かもしれないけれど、リスティング広告はどこにどれだけ投資することで最高の投資対効果(ROI)を出すことができるか?といった考え方が必須なわけです。これはテクノロジーを利用してある程度システマチックにすることも可能なのだけれど、そのテクノロジーを利用するのはやはりプレイヤーなわけで、それらの成果はプレイヤーに依存すると良いっても過言ではないのです。それは投資も同じ。そしてその投資家もマーケットは見過ぎない方がいいと頻繁に言うわけです。
まとめちゃうと、短期集中型のようなキャンペーン(デイトレード)ではない限りは、管理画面は見過ぎない方が成果が出やすいと思うのです。初期の段階で現状分析と仮説が織り込まれたアカウントなのであれば、どっしりと構えて成果を待つのが得策です。勿論、ある程度の微調整は必要だし、定期的にチェックするのは必要だけれどね。
僕が何を言いたいのかというと、管理画面を見てばっかりいるよりも外に出かけるべきだと思う。クライアントに会いに行こう。そのお客さんになりうる人達に会いに行こう。無機質な管理画面なんかを見続けるよりもその方が多くのヒントを得られるはずだし、それらが成果に繋がっていくはずのは経験上間違いないんだから。
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