Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)のサイトリターゲティングの機能改善について
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の広告掲載方式「サイトリターゲティング」が9/30より機能改善されますので気になる部分のみを注釈を添えてお届けします。
主な機能改善は以下の5点。
- 「訪問履歴の有効期間」の延長および期間変更機
- 「訪問履歴の蓄積」の制御機能を追加
- ターゲットリスト作成時に条件設定の有無の選択機能を追加
- ターゲットリストのコピー機能を追加
- マルチデバイス対応
能の追加
「訪問履歴の有効期間」の延長および期間変更機能を追加
これまで30日間固定だった「訪問履歴の有効期間」がGoogleアドワーズ同様、最大で540日間選択が可能になりました。マンション販売などの不動産やその他の検討期間が長いとされる高額商品などを扱っている方画にとっては朗報ですし、自由に選択が出来る、という意味では鍵屋さんや水漏れ対応事業主さんなどにとっても短期間でのサイトリターゲティングが可能になるので非常に良い改善となるでしょう。
マルチデバイス対応
これまでは同一ユーザーに対して、1デバイスでのみサイトリターゲティング広告を配信することしかできませんでしたが、マルチデバイス対応により同一ユーザーに対して、複数デバイスでサイトリターゲティング広告を配信することが出来るようになります。ただし、これはどの程度のインパクトがあるのかがそもそもわかりにくいので期待薄に終わる可能性も高いです。そもそも、スマートフォンでYahooのサービスを利用している人ってどのくらいいるんだろうというのが気になるところであります。
懸念点
これらのアップグレードは機能改善時(9/30予定)に自動的に実施されることになります。ここでの大きな注意点はサイトリターゲティングを利用しているアカウントではこれまで設定してある「訪問履歴の有効期間」30日から90日に自動的に変更されるという点です。このあたりはYahooっぽいといえばYahooっぽいですよね。
なんにせよ、30日間以上のサイトリターゲティングは無意味だ、という事業主の方々は設定の変更が必須となります。
細かい仕様変更、詳細などは以下よりどうぞ。
参照URL:【YDN】サイトリターゲティングの機能改善
サイトリターゲティングを上手に活用したい!という方は、Googleアドワーズのリマーケティングで書き出した記事が参考になるかもしれません。設定方法は違えど、考え方は同じです。
参考URL:リマーケティングをユーザーの行動履歴から効率良く使う方法
参考URL:リマーケティングのリストを「絞込みする」という視点
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