知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100/感想


フレームワークとは構造、体制、思考の枠組みを指すもので、これまでさまざまな人や企業が多くのフレームワークを作り上げてきました。

個人的にはいくつかのフレームワークを利用して仕事をしていたりするわけですが、どうにも型に当てはまらないものなどが最近は多すぎたので本書を手にしました。

本書はそういった多くのフレームワークを紹介する書籍であり、これからさまざまなフレームワークを習得する前に、どういった便利なフレームワークが世の中にはあるのか?どういったフレームワークが自分の事業に必要になるのか?を確認することができる書籍になっています。

フレームワークというと若干とっつきにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、以前書評などで書き出しているザ・ゴールに出てくるロジックツリーや、問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門で紹介されているファンクショナル・アプローチなんかは、一種のフレームワークです。

本書の場合は、1つのフレームワークを詳しく解説しているものではなく、本書でフレームワークの種類を知って興味がわけば、そのフレームワーク専門の書籍で詳細に学ぶことをお薦めします。

尚、最強フレームワーク100と謳っていますが、その100の中にはマインドマップだったり、バブルチャートの紹介だったり、PCのショートカットキーの紹介だったりと、「フレームワークじゃねーだろ!」と軽い突っ込みを入れたくなるものも数多く記載されているので気を付けて読んでいただきたい部分です。

現在の作業や事業の効率化を図りたいが、どういったフレームワークを参考にしたらよいかわからない…といった方などにはお薦めできます。

知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100
永田 豊志
ソフトバンククリエイティブ
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