Google アナリティクスをリスティング広告に利用する際に出現する5つの特殊な語句
成果の上がらないキーワードを停止するまでのベストプラクティスでも書き出したように、Google アナリティクスのマルチチャネルはこれまでのリスティング広告運用では手の届かなかったところに手を届けてくれる、非常に便利で有効活用できる機能の1つです。
しかし、実際にリスティング広告の運用にマルチチャネルを利用している、という担当者が奇跡的にいないというのが実情です。
そんなマルチチャネルをこれから活用してみようというGoogle アナリティクス初心者のリスティング広告プレイヤーの為に、またはGoogle アナリティクスで分析を行っている方のために、Google アナリティクスに出現する専門的な語句を簡単に解説します。
ちなみにここで出現する語句は、Google アナリティクスでGoogle AdWordsの表示を見た際に出現するものであり、代表的なもので言えばメニューの[トラフィック]→[すべてのトラフィック]→[google / cpc]→[セカンダリディメンション:キーワード]の流れで見ることができますし、マルチチャネルで言えば、メニューの[コンバージョン]→[コンバージョン経路]→[セカンダリディメンション:キーワードパス]とした場合に現れるものです。この設定を行うことでキーワード毎の貢献度分析が可能です。
(content targeting)とは?
(content targeting)は名前の通りコンテンツターゲットの配信を表示してくれます。尚、コンテンツターゲットはさまざまな配信先に配信されますが、Google アナリティクスの設定がデフォルトのままの場合、コンテンツターゲットの配信は全てをひとまとめにして表示します。詳細な配信先はGoogle AdWordsの管理画面から確認可能です。
(Remarketing/Content targeting)とは?
(Remarketing/Content targeting)こちらも名の通りリマーケティングの配信を表すものです。
(category matching)とは?
(category matching)はトピックターゲットの配信を表示します。また、トピックターゲットにて[category::ゲーム>TV ゲーム、PC ゲーム]などのカテゴリーを選んでいる場合には、[Games>Arcade & Coin-Op Games]といった形で表示されるケースも存在します。(これらが統合されない理由はちょっと不明)
参照:トピックターゲットを使ってコンテンツターゲットを簡単に設定する方法
(User vertical targeting)とは?
(User vertical targeting)はインタレストカテゴリーによる配信を表示します。海外ではICMと呼ばれているものの配信ですね。
プレースメントターゲットの表示
ディスプレイネットワークの中の代表的な配信手法の1つであるプレースメントターゲットの表示は入札したURLごとに表示されます。
Google アナリティクスをリスティング広告に利用する際に出現する5つの特殊な語句/まとめ
リスティング広告でGoogle アナリティクスを活用する、もしくはGoogle アナリティクスでしっかりと分析を行うには、これらの語句の意味だけでなく、仕様、配信方法、配信形態も理解しなければなりません。
また、ここ最近のGoogle アナリティクスの進化・変化は目覚ましく、ログインする度に何かしらの仕様が変更しているなんてことも珍しくなく、ここで記載した表記も何かしらのタイミングで変更されることが予測できますが、臨機応変に対応していきましょう。
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