リスティング広告の地域レポートの出し方


費用対効果の悪いキャンペーンの4つの改善方法でも紹介した通り、限られた予算の中で獲得を最大化しなければいけない際に、地域を絞って広告を配信することは有効な戦略の1つです。

今回はYahooリスティング広告、Google AdWordsともにわかりにくいと評判の地域レポートの出し方を書き出します。

Google AdWordsの地域レポートの出し方


Google AdWordsにログイン後、対象となるキャンペーンを選択し(アカウント全体でも可能)、①[ディメンション]タブを選択、②[表示]を[地域]とし、必要な項目が表示されなければ③[表示項目]から必要な地域を項目を表示させることが可能になります。その横のマークをクリックすればダウンロードも可能です。

[最も詳細な所在地]はユーザーの所在地、ユーザーが検索対象とした地域、ユーザーが参照したコンテンツに関連する地域のいずれかです。

[地域タイプ]は地域統計に対応する地域タイプが表示されます。地域タイプには次のものがあります。

  1. 所在地: ユーザーが現実に存在する地域
  2. 関心を持つ地域: ユーザーが検索対象とした地域またはユーザーが参照したコンテンツに関連する地域

Yahooリスティング広告の地域レポートの出し方


Yahooリスティング広告はGoogle AdWordsとは異なり、管理画面上では地域レポートを出すことができません。地域レポートはレポート作成時に形式を選択し、必要な項目を選択していけば生成されます。


[レポート内容を設定]では①[表示切替]の[都道府県別]を選択することで都道府県ごとのデータ推移をみることができます。②[表示対象]ではキャンペーン、広告グループを選択可能です。

リスティング広告の地域レポートの出し方/まとめ

非常に簡単に取得が可能です。元から地域セグメントをかけているキャンペーンでもどのくらいの精度で対象地域への配信が行われているのかを見てみるというのもよいかもしれません。地域セグメントは完ぺきではありません。それらを踏まえたうえで、より効果的な戦略をとっていくことは非常に重要なことなのですから。

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