「イメージ広告の枠にテキスト広告が表示される事例を最近良く見かけるんだけど…」

そんな風に感じたことはありませんか？それはGoogleアドワーズのMagazine Ads（日本名は未定）かもしれません。

Googleアドワーズは日々多くの進化を遂げています。それはGoogleアドワーズやYahoo!プロモーション広告の専門家でも全てを網羅することが難しいほどのスピードで。そんな中、Googleアドワーズにてテキスト広告をイメージ広告枠に掲載することができるMagazine Adsが正式リリースされたようです。

Magazine Adsは、従来のテキスト広告をイメージ広告のフォーマットに自動的に変換するプロダクトで、これにより、僕のブログのようにイメージ広告のみしか許可していない広告配信先でも、半強制的にテキスト広告を表示されるようになりました。尚、Magazine Adsの出し分けを広告出稿者側が操作することは出来ません。

これにより、これまでテキスト広告のみでGoogleアドワーズを利用されていた広告主はより多くのユーザーにリーチすることが可能となります。Magazine Adsはすべてのデバイス、すべての広告サイズが対象となり、掲載結果はテキスト広告内に包括した形で確認可能です。

しかしGoogleはうまいこと考えますよねぇ。2010年05月に「コンテンツネットワーク」を「ディスプレイネットワーク」と名称変更しました。これにより「ディスプレイ」色が強くなり、よりイメージ広告の需要が増しますが、それでもイメージ広告を用意するにはコストが発生します。イメージ広告が用意できない広告主が多いのであれば、それを半強制的にでも配信できる仕組みを作ればいい、そんな発想なのではないかなと思います。これはGoogleは勿論、広告主側にもメリットがあることですね。

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